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東洋医学の視点から動画でくわしく解説しています。
「健康診断で尿酸値が高くて不安…」
「足の指が痛むけれど、とにかく尿酸を下げるしかない?」
「尿酸=痛風の原因=悪者」というイメージをお持ちではありませんか?実は最新の医学において、尿酸には身体を錆びから守る重要な役割があることがわかっています。
今回は、尿酸の正しい知識と体が本来持つ役割、そして賢い付き合い方について分かりやすく解説します。
「プリン体を控えなきゃ」とよく耳にしますが、そもそも尿酸はプリン体が分解されてできる最終産物です。
プリン体とは、私たちの生命の設計図であるDNAやRNA、また体を動かすためのエネルギー代謝の過程で必ず発生する物質です。
最新の医学でも、食事だけに神経質になりすぎる必要はないという見解が増えてきています。つまり、私たちが生きている限り、尿酸は体内で必然的に作られ続けているのです。
多くの動物は尿酸をさらに分解して体外へ排出する仕組みを持っています。しかし、人類は約1500万〜2000万年前の進化の過程で、あえて尿酸を分解する酵素を失う道(尿酸を体内に残す道)を選びました。
なぜなら、尿酸を体内に残すことには大きなメリットがあったからです。
血液中の抗酸化作用の約60%を担っているのが尿酸です。
活性酸素やフリーラジカルといった、細胞や血管・DNAを錆びさせ(老化・病気の原因を作り)てしまう有害物質を消去してくれます。その抗酸化力はビタミンCと同等レベルと言われており、ビタミンCの働きを持続させるサポートもしています。
💡 ポイント
尿酸値が急に上がってきたときは、「体の中で酸化の危機(活性酸素の悪さ)が高まっている」という身体からのシグナルの可能性もあります。
尿酸値が高めの人の方がパーキンソン病などのリスクが低いという傾向報告もあり、脳や神経の健康維持に関わっていると考えられています。
細胞のダメージを知らせるサインや、がん細胞の監視・感染防御などの免疫機能にも深く関わっています。
素晴らしい守り手である尿酸ですが、水に溶けにくいという性質があります。
血液中の濃度が限界値(基準目安:7.0mg/dL)を超えて溜まりすぎると、ガラスの針のような結晶に変わってしまいます。
尿酸は「適量なら最高の守り手、溜まりすぎると壊し屋」という二面性(パラドックス)を持っているのです。
体内で1日に作られる尿酸は約700mgで、同量の700mg(腎臓経由でおしっこから約2/3、腸から約1/3)が排泄されることでバランスが保たれています。
尿酸が溜まってしまうタイプは大きく分けて以下の通りです。
| タイプ | 特徴 | 日本人の割合 |
| 排泄低下型 | 出す力(手放す力)が弱くて溜まる | 約6割(多数派) |
| 混合型 | 作りすぎ&出せないの両方 | 約3割 |
| 生産過剰型 | 体内で作りすぎている | 約1割(少数派) |
つまり、日本人のおよそ9割の方は「作りすぎ」よりも「うまく捨てられていない(排泄の低下)」ことが主な原因となっています。そのため、日頃の対策としては「出す力(排泄力)」をいかに保つかが重要になります。
「健康診断の数値が気になる」「自分の体質や普段の生活習慣をどう見直せばいいか知りたい」という方は、ぜひ一度ご相談ください。
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